お知らせ

2024.1.14 牧会ファミリーシート

1. WELCOME/歓迎

今週も楽しく牧会ファミリーを進めていきましょう!まずは、簡単なアイスブレークで、楽しみましょう。

新年を迎えて2週間がたちました。さて、今年あなたが一番嬉しかったこと楽しかったことを教えてください。

2. WORSHIP/ワーシップ

【この地を癒したまえ】

1
わが民よへりくだり 祈りささげ
わが民よへりくだり 今立ち返れ
祈りを聞いて 罪赦し あなたの国を癒そう

わが主よこの国を いやし主のものとしたまえ
切なる祈りにこたえて この地を癒したまえ

2
ひざまずき へりくだり 祈りささげ
ひざまずき へりくだり 主に立ち返れ
主よあわれみで 罪赦し 我らの国に癒しを

わが主よこの国を いやし主のものとしたまえ
切なる祈りにこたえて この地を癒したまえ

3. WORD/みことば

それでは、礼拝メッセージからの分かち合いに移りましょう。牧会ファミリーでは、毎週日曜日に教会で語られるメッセージを元に、分かち合いの時を持ちます。礼拝メッセージを聞いていない方でも、大丈夫です。要約の内容からで構いませんので、積極的に分かち合いに参加してください。

今回のみことばは、イザヤ32:15からです。メッセージをもとにした要約を読みましょう。

10×10というビジョンの中で与えられた、今年のみことばからお話ししていきます。(イザヤ32:15)前回は「森」と「果樹園」についてお話ししました。本日は両方とも「荒野」から始まっていることに目を留めていきましょう。「荒野」とは、何の実りも期待できない土地です。私たちの心は、時に「荒野のような状態」と感じることもあります。そしてまた、日本も霊的に「荒野」であると言われています。心配や不安が大きく、希望が持てない状態です。しかし、神様はその土地を果樹園とし、森となるほどに祝福してくださいます。その約束を信じましょう。

先日、長崎を訪問した際、二十六聖人記念館にも立ち寄りました。この26人のうちの一人、パウロ三木は、自身が十字架で殉教する際に「私は太閤様と、この私の死に関わったすべての人を赦します。」と宣言し、日本人が主に勝ち取られることを願いました。その後、日本は鎖国をします。江戸時代末期、フランスのパリ宣教会から宣教師が来日しました。そして、大浦天主堂を建てたことにより、250年の間信仰を守り通してきた「潜伏キリシタン」たちがいたことが明るみに出ました。彼らはキリシタン禁制を引き継いだ明治政府により、迫害を受けました。3394名が流刑、そして拷問により662名が命を落としました。その流刑地で一番多くのキリシタンが送られたのが岡山県でした。かつてキリシタンが拷問を受け、処刑された7か所には現在すべて教会が建てられているそうです。日本は、ローマに次いで2番目に殉教者が多い国です。この日本は、わずか150年前まで「イエス・キリストを信じる」と言ったら拷問を受け、信仰を捨てなければ殺される国だったのです。そして、そのような時代に「死んでも信仰を守り抜いた信仰者たち」がいたのです。その方々の血が流され、パウロ三木のような方々の「命がけのとりなしの祈り」があり、現在の日本のキリスト教会があることを覚えたいと思います。「森の恵み」というときに、かつて「荒野」であった時代に、命がけで信仰の戦いを戦い抜いた人たちがいたことを、忘れてはいけません。彼らの信仰が、私たちに繋がっているのです。そして、私たちもまた、次の世代のために血を流す必要があります。(ヘブル12:4)私たちは、「罪から聖められること」、「神が用いることのできる器となること」、「自分の願いの実現のためではなく、神のみこころに生きる者となること」を、このみことばから学びます。「私たちが流す血」とは、「罪からの聖め」であり、「神と繋がる」ことです。それは「神のみこころを成し遂げる」ということに他なりません。

「荒野」が「果樹園」や「森」となる前に、私たちに聖霊が注がれます。聖霊が注がれたときに、まず「私たちの罪が示される」ということが起こります。それは聖霊のご性質であり、私たちは罪を持ったままでは神の祝福を受けることができないからです。私たちに罪が示されるのは、私たちが裁かれるためではなく、私たちの罪が赦され、聖められるためです。罪が聖められて、初めて私たちは聖霊によって神と繋がり、神のみこころを知ることができるようになるのです。さらに、聖霊は「私たちに注がれる」とあります。キリストの愛の共同体である教会に聖霊が注がれて教会が聖められるとき、教会に神のみこころが示されるのです。そのとき、荒野が果樹園に、果樹園が森と見なされるようになるのです。私たち一人ひとりが次の世代にまで繋がる祝福のカギを握っています。私たちは決して一人で奮闘するのではありません。聖霊なる神様が私たちを一つとしてくださり、祝福へと導いてくださるのです。そのようにして、今年の標語である「よろこび ひろがる リバイバル」が実現されていくことを願っています。

ディスカッションのための質問

  1. 日本の祝福を願い、命がけで今の私たちに信仰を繋げてくれた方々の様に、私たちも次世代に信仰を繋げなくてはなりません。そのため「私たちが流す血」とは「罪からの聖め」であり、神と繋がり「神のみこころを成し遂げる」ことです。神のみこころを選び、痛みを担った体験があれば分かち合いましょう。
  2. 聖霊が注がれる時に私たちに罪が示され、私たちは罪赦され聖められます。その様に、ひとり一人、そして愛の共同体が聖められるとき、荒野が果樹園になり森と見なされます。祝福のカギを握っているのは私たちです。聖霊の祝福を願って、具体的に祝福を祈り合いましょう。
  3. 今日のメッセージから受けた恵みを何でも分かち合い、祈り合いましょう。

4. WORK/わかちあい

  1. 先週、ここで話し合ったことを振り返って、この一週間でどのように進んだかを確認しましょう。感謝と課題を共有し、次のステップについて話し合いましょう。
  2. この先、以下のような行事があります。牧会ファミリーとしてどのように関わる(オイコスを誘って共に参加する、一緒に奉仕する・・・など)ことができるか、話し合いましょう。(各行事の詳細については、ファミリー牧者に聞いてください。)
    • 1/24(水)10:30~12:00 新春能楽うひまなび 於:あーすぷらざ
    • 1/28(日)開始 ミルトスの会リカバリーコース
    • 2/2(金)19:30~21:00 ふらっとラウンジ
    • 2/23(金・祝)~24(土) 創立60周年記念温泉スキーツアー(万座温泉)
  3. 新しい人がファミリーに加わるために、また、オイコスがよりしっかりとファミリーにつながるための企画について話し合いましょう。
  4. ファミリーメンバーやその家族・友人・近所の人などで助けを必要としている人について、牧会ファミリーとして協力し合えることがないか話し合いましょう。

報告フォーム

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